2017年9月15日金曜日

白山白川郷ウルトラマラソンに今年も挑戦してきました!


白川村から、こんにちは。
どちらかというと長距離より短距離の方が得意な、石井です。

昨年協力隊4人で参加した白山白川郷ウルトラマラソン。
今年は福田と石井で挑戦してきました。

5回目となる今回のウルトラマラソンは前大会までとは距離とコースが大きく変わりました。

・距離:100㎞の部と70㎞の部になった(これまでは100㎞、50㎞)
・コース:白川村スタート、白山市ゴール(これまで:スタート白山市、50㎞ゴール白川村、100㎞ゴール白山市)

去年参加した50㎞の部はなくなったので70㎞の部に参加することに。
70㎞の制限時間は10時間。50㎞の時と同じです。

ここでコースの高低図を見てみましょう。
http://www.r-wellness.com/hakusan-shirakawago/about/course.html

序盤の白山白川郷ホワイトロードの峠を越えればあとはほぼずっと下りになっています。

これをみて僕は「制限時間的には厳しくなったけど、後半はほぼ下りだから何とかなりそう」なんて思ったわけです。

その考え、ひどく甘かったです。

スタート当日。スタート地点の寺尾防災グラウンドには夜明け前からおよそ1,500人のランナーが集結。
スタッフの数も含めれば軽く白川村の人口を超える人数が集まっています。

村の方がおかゆとみそ汁をふるまってくれていました。
寒かったので温かい食べものがとても沁みました。

スタート直前!

そして、朝5時、70㎞の部、100㎞の部のランナーが一斉にスタート。
早朝の荻町の幻想的な景色と大勢のランナーが行きかう景色のギャップが印象的でした。


序盤の荻町~ホワイトロードの山登りは涼しいし、途中のエイドや沿道ではいつもお世話になっている方々からの声援もあってかなり快調でした。

ランナーが一気に集まり、前半のエイドの方はかなり忙しそうでした。
登ります。
「これなら第一関門までに時間も貯金できそうだし、後半35㎞で5時間以上あれば何とかなりそう」なんて思ったわけです。

その考え、ひどく甘かったです。

コース最高地点。写真撮ってもらう余裕がありました。

このウルトラマラソンの魅力はやっぱりホワイトロードの景色にあると再認識。
白山の御前峰もみえました。
ふくべの大滝
おもてなしエイド。ほんとありがたい。


第一関門。時間的にもそこそこ貯金できたのですが・・・

異変を感じ始めたのは第一関門を過ぎて少ししてからでしょうか。
少しずつ足に痛みがでてきて思うようにペースが上げられませんでした。

景色は山並みから広い田園風景へ。下りかと思っていた道は平たんに。
真夏のような日差しの下、まっすぐに続く道がどこまでも続いてるような錯覚に陥りました。
手取キャニオンロード。疲労感の中では苦行の道のようでした。

延々と続く田んぼ!

50㎞を過ぎた時点で足はかなり痛みだし、走ってもすぐに歩いてしまう辛い状況でした。

終盤。歩いてても立ち止まってしまう始末。そして、田んぼ!

歩いてたどり着いた61㎞地点のエイド。残り時間は1時間弱ありましたが、
とても残りの9キロを走れる状態でもなく、あえなくリタイアしました。

61㎞のエイドの豆腐と蕎麦ソフトはかなり沁みました

しばらくすると福田選手も到着。
足は棒のようになっているのですが、なんだか清々しい表情です。

大会後、マラソンが趣味の知り合いの方からこんなメッセージを頂きました。

「今回の白川郷のコースは、最後に膝が壊れるようなコースだから、よく坂道を下ったし、頑張ったと思うよ♬」

…はい、まさに膝が壊れるような思いをした一人です。


50㎞の時とは違い、ウルトラマラソン本来の厳しさを文字通り痛感した大会でした。

最後に、大会スタッフの皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、沿道で応援してくださった皆さん、ありがとうございました!

2017年8月31日木曜日

開山1300年の白山にみんなで登ってきました!

8月も今日で終わり。
日中に窓を開けなくてもいいほど涼しくなってきました。
白川村から、こんにちは。長坂です。

8月といえば、昨年から国民の祝日「山の日」ができましたね。
山に囲まれている白川村では、山はとても身近なものです。

富士山、立山と共に日本三名山と呼ばれている「白山」は
石川県白山市と白川村にまたがっていて、白川村民にも親しまれています。




白山開山のお話。

長い間、人が足を踏み入れることを許さなかった白山に
はじめて登拝したのが僧泰澄(たいちょう)と伝えられています。

泰澄は夢で、虚空から現れた女神に、「白山に来たれ」と呼びかけられます。
お告げを信じた泰澄は、それまで誰も成し遂げられなかった白山登拝を決意し、
弟子とともに白山を目指して旅立ちました。

そして、幾多の困難の末、ついに山頂に到着。
養老元年、717年のことです。


2017年の今年、白山が泰澄により開山され1300年になります。
白山開山1300年を記念して、8月26日、27日に「みんなで登ろう白山登山」が開催されました。

参加者は白川村の子どもたちをはじめ保護者、高山市から参加の子どもたち、
総勢45名で白山平瀬道を登ってきました。

二日とも天候に恵まれ、青空、夕日、満天の星空、ご来光と
時間と共に変わる景色を感じることが出来ました。



今年は記念事業ということで、3月に白川村の文化財に指定された
「翠ケ池」の文化財愛護標柱をみんなで設置してきました。

翠ケ池は「お池めぐり」として有名な白山山頂にある7つの火口湖の中で
最大規模を誇り、白川村に所在しています。

御来光を背に受けながら子供たちが交代で
翠ケ池まで標柱を運んで無事設置することができました。

翠ケ池の標高は約2560m、白川村で一番標高の高い文化財が誕生しました。



また、今年の2月に白川郷平瀬温泉白弓スキー場にて行われたゴブリン企画も行いました。

ゴブリンとは、あらゆるものに顔のパーツを与えることでゴブリン化してしまう
ゴブリン博士こと小中大地さんのアート作品のことです。



子どもたちが作った、個性光る白山ゴブリンと翠ケ池ゴブリンを
白山登山の様子と共にご覧ください。

白山開山1300年記念のこの機会に
たくさんの方に白山の魅力を味わってほしいと思います。

平瀬道登山口より、いざ出発!
子どもたちにとってお菓子は最大の味方
休憩をとりながらゆっくり進んでいきます
ひやっとしますが、こんなところも歩きます

6時間ほどかけて白山室堂に到着!
子どもたちはまだまだ元気
登った人にだけわかる達成感と共に、ハイタッチ!
みんなでガッツポーズ!

登頂後は青空の下でゴブリン企画!
ゴブリン博士の小中先生からの指令動画を観ています

ちょきちょきぺたぺた
とても既視感のある白山ゴブリン

屋根を口にした白山ゴブリン

個性的な白山ゴブリンがたくさん出来ました
ゴブリン企画後、子どもたちは元気に走り回って遊んでいました


登頂のご褒美は綺麗な夕日
左上には三日月も光っています
自然のパワーはすごい
夕日を見てこんなにいい表情をしていました





かーめーはーめー波!!
部屋に戻り、おやすみなさい☆



早朝3時に起き、まだ暗い中を1時間登り山頂まで



ご来光を待っていると「オコジョ」が現れました
色が同化してますが画面中央です


ご来光とともに山頂にいる全員でバンザイ!



白山バンザイ!白川村バンザイ!

子どもたちが交代で翠ケ池まで標柱を運んでくれました




白川村の文化財、「翠ケ池」に到着!



文化財愛護標柱をみんなで立てます


作業後の朝ごはんは最高!

標柱を立てた後は翠ケ池ゴブリン作り

大人も楽しんでいます
横顔にするとは斬新ですね

かわいい翠ケ池ゴブリンがたくさん


翠ケ池と翠ケ池ゴブリン

 
みんなそろってハイ!チーズ!

翠ケ池ゴブリンをお守りに平瀬道登山口を目指します

ピーピーピー
草笛を響かせ、山道を下っていきます

全員無事に下山できました!
2日間天気にも恵まれ、ゴブリンもニッコリ(^v^)


2017年8月25日金曜日

「面白く生きる合宿」レポート

こんにちは!よもぎです。

大変遅くなってしまいましたが、
8月5・6日に行われた、「面白く生きる合宿」のレポートを。
( ターンズさん掲載の募集記事はこちら。   )

"魅力あるヒト" から学ぶこの講座。
今回は、面白い暮らし方・働き方を実践する3人をお招きしました。

今回のイベントをやろうと思ったのは、
「自分の好きなことに挑戦する人、世の中に安心感を持って楽しく生きる人が、
もっともっと日本に増えたらいいのに」と思ったからです。

変化の激しいこの時代、働き方や生き方がずいぶん多様になった現代でも、
前例の少ない選択をすることへのハードルは高く、なんとなく生きづらい感じがある。

そんな世の中で、今回の講師3人は
自分の軸を持って、次の時代を良くしようと楽しそうに生きている(ように見える)。

左から、あの村の堀元見さん、新城の鈴木孝浩さん、旭川の佐藤翔平さん。
(ここでは講師紹介はもう省きます。最後に載せてあるので知らない人は見てね。)
色々突っ込みあるかもしれないけど、これが1番3人が楽しそうな写真だったから。

三者三様、働き方に対する概念も、人生の選択の仕方も、それぞれの活動に対する理念も
違うけれど、よく思考して実験検証を沢山してきた人だからこそ話せる言葉があると思った。

だから、参加してくれる人に対しても、ある程度同じ感覚を持っていて
面白い話ができる人に来て欲しいなと思って「こんな人にオススメ」というものを書いた。

・就職・転職の節目で、今後の生き方働き方について考えているヒト
・新しいことを始めようとしているヒト
・背中を押して欲しいヒト
・面白いヒトと会いたいヒト
・何かしたいけど何したいか分からんヒト
・ちょっと最近疲れてて、山や湖畔でのんびり対話したいなというヒト
・ヒト大学に関わりたいヒト
・講師3人のプロジェクトに関わりたいヒト

上記の言葉にピンとくる人と、これからの生き方を一緒に考えたり、
それぞれが自分の選択について思考を深めて、
「自身が納得する」方向に動きだすための時間になればいいなと思った。

それでは早速合宿の様子に。



まずは堀元見さんのトーク。

「実は、守るべきルールなんてほとんどない。
 気が向いたら思うままに行動していいし、頑張ってお金を稼がなくてもいい。
 こうあるべき論は無視していい。」というお話。

大学院進学を1ヶ月前に取りやめた話や、生活費クラウドファンディングをした話も、とても面白かった。自分がすべきこと・したいことが、しっかり腹落ちした上で行動している人だなと感じました。喋りもとても上手。さすがです。


スライド最後のページ。
このあたり、 めっちゃ聞いてみたいと思った。ぜひ次回に。


次に佐藤翔平さんトーク。




 「人生の選択の軸は、面白いかどうかも要素にはなるけど、
 "世の中での自分の役割は何か" という視点で考えることの方が多い。
 旅、鬱、ローカル、そういう自分特有の経験や好きなもの、すべてを
 生かしてできることが、"本来出会うことのなかった人や場を繋ぐこと"だった。」
 (というような内容だと勝手に解釈しましたが、このままの言葉ではない。)

翔平さんならではの、生きるテーマ、働き方に対する概念、
より良い未来を作るための活動の 根本にある思いが面白かった。

最後は鈴木孝浩さんトーク。



「好きを仕事にする時代。面白く生きる云々はそこに付随してくるだけで、好きなことを仕事にしないと戦えない時代がやってくる。時代の変化のスピードはより早くなっており、10年後には約半分の仕事がなくなると言われている。一流の人々が好きなことを仕事にしていく中で、一般の人は好きでもないことを仕事にして戦えるのか。生まれるモノやサービスのクオリティは好きなことの方が圧倒的に高い。それなら、好きなことに真剣に熱量をかけるに尽きる。その先に好きを仕事にするがあるし、面白い生き方があるのではないか。」という話。

うんうんうん。参加者もいっぱい頷いてた。


その後は、参加者からインタビューを受けながらの対談。
そこで出たいくつかの質問についての回答を、
講師それぞれが記事にしてくださってるのでご紹介。






参加者は高校生から50代まで幅広く、
やりたいことを探している人、
やりたいことがあって1歩踏み出すかどうか迷っている人、
既に色々な面白い活動に取り組んでいる人、
自分の挑戦がひと段落して、次の世代のサポートをしたい人、
様々な人が集まってくれました。

時間ギリギリまで質問が止まらず
聞き足りないことも沢山ありそうだったけど、
そのぶんは合宿の醍醐味、夜のお楽しみということで
1日目の講座を終了。


会場である合掌家屋「遠山家」前で1枚。

講座を終え、温泉でゆっくりした後は、ヒト大恒例のサティアンナイト!


講師も参加者もスタッフもごちゃまぜで、人生のこと、仕事のこと、
悩める若者のお悩み相談、色々な話で盛り上がりました。




熱い夜は、明け方まで続いたとか・・

そして2日目。大自然の会場へと移動。




みんな はしゃぐ。





ひとしきり遊び尽くした後、
トークタイムが始まる。

参加者それぞれが、ここに来た理由や、今やっていること、 今感じていること、
これからやりたいことなどを、ざっくばらんに話しました。
お互いの思いにウンウンと頷きながら、対話を通して思考を整理する時間でした。




お昼は、学長のお店「アオイロ・カフェ」の特製ランチ。(写真を撮り忘れた・・)
食べながらも話は止まらず、時間がまだまだ足りない感じも残りながら終わりがやって来ました。

参加してくれた1人1人にとって、何かしら自分の思考がまとまったり、
今後の人生の指針になる言葉や体験が1つでも残っていればいいなと思いながら写真を撮る。

なんだかすごく笑ってる。みんな楽しそうで嬉しい。

せっかく白川村に来たので、最後は合掌ポーズを。


2日間というあっという間の時間でしたが、白川村まで足を運んでくれて、
共にいい学びの場を作り上げてくださった参加者の皆様に感謝します。

講座後のアンケートで「いい時間だった。」と言う声がとても多かったのは、
参加者の皆様が楽しく深く対話ができる、穏やかな方ばかりだったからです。
本当に素敵ないい人ばかりでした。

せっかくのご縁、今回出会ったメンバーで
また進捗報告や背中を押し合う会が持てたら楽しそうだな。

前回の合宿「シゴトを作る編」のメンバーでの同窓会の話も出ているし、
その場きりで終わらない、いい流れが長く続く仕組みを考えよう。

ヒト大に関わってくださっている皆様、
ぜひいつでも白川村に遊びに来てくださいね!

ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。

【 最後に今回の教授のプロフィール。】
 知らない人は読んでみてね。














 1992年生まれ。沖縄生まれ北海道育ち。慶應義塾大学理工学部卒。2016年に大学卒業後、就職せずにフリーランスになり、遊び作りをして生計を立てることを決意。様々な遊び企画を実施する中で、創造性を発揮できる「生産する娯楽」こそが最高の娯楽だと確信。生産の宝庫である村作りを行う試み、あの村プロジェクト立ち上げに至る。夢は「娯楽界に革命を起こすこと」。リアルDASH村「あの村」の村長。遊びづくりをナリワイにする「非日常クリエイター」。




















 1984年、愛知生まれ。
早稲田大学政治経済学部を卒業後、不動産会社に就職してビルやマンションの開発に携わる。25歳のときに会社を辞めて自転車世界一周の旅へ。28歳で帰国し、29歳から愛知県新城市にて田舎暮らしを始める。空き家であった古民家で暮らしながら、藍染め、ひょうたんランプ作り、狩猟解体、鹿猪の革製品製作、土嚢の家づくりといった衣食住に関するワークショップや、大人の修学旅行・林間学校、どやばい村プロジェクトといった企画を開催している。現在熱を入れている活動は、セルフビルドの家が立ち並ぶおもしろ空間を作ること。ブログはこちら。





















1986年、横浜生まれ。アパレル店員やイベント会社の営業を経て、ソーシャルアクションを起こす旅の人に。社会人時代、過労や心労により、3年間うつ病を経験した過去を持つ。自らの生活環境や固定概念を見直すために旅を選び、日本各地を自転車で移動しながら暮らす生活を開始。メディア団体「MOVERS JAPAN」や「SELFAID」、移動式ゲストハウス House Caravanプロジェクトを通して、日本各地の魅力や問題を国内外に発信する活動に取り組む。地域と都市、場とヒトを繋ぐ活動を行なっている。